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症例:感染根管治療T
左上の第1小臼歯の通常⊥4という歯の式で表される歯の根の先に病巣が見られるお解
りでしょうが、これは痛みもなく自覚症状もありません。
何故こんな病巣ができたのかというと一度根の治療がなされています。
虫歯が歯髄のところまで侵され神経をとる処置をされたのでしょう。
一旦、痛みが止まりそのまま修復(冠)がなされ 数年経過しています。





処置前写真

治療方法は、
さて、根の先の写真には透過像小さな小円の影が写ってます。
ばい菌により感染というのが一般的に説明するのは適した言い方かも知れません。
実際、血液が根管の中にも流れていましたが、歯髄が失活してしまってその中の血液が凝固した腐敗した異物や汚れが
根の先近くにあり、これを体外に追い出そうとするために炎症が起こり病巣を作っているのです。
根の中と根の先端まできれいに掃除をして異物や汚物をなくし、そしてキレイになったところで逆に根の方から血液や組織液が歯髄の中に入ってこないように栓をします。
生体に親和性が最も良いガッターパーチャーという材料で根の先を封印します。
封印されることにより根先の血流や組織液の流れがスムーズになって、病巣がなくなっていきます。





処置後写真

症例:感染根管治療U
右下の奥歯・大臼歯7が触れると激痛で噛めない、歯根の部分に炎症を起し、膿が貯まり周りの血管や神経を圧迫しているので痛みが出ています。




写真1
根菅治療で根菅排膿させて、抗生物質を投与、この時、排膿による内圧が下がり痛みが激減します。(写真1)




写真2
今回、排膿後の歯槽骨に水酸化Ca湖剤を流し込みます。(写真2)




写真3
約2ヶ月で歯槽骨内の水酸化Ca湖剤の影が無くなり
5ヵ月後に骨が再生してきています。
この時に前述同様に生体に親和性が最も良いガッターパーチャーという 材料で根の先を封印していきます。(写真3)
症例:ホワイトニング
ホワイトニングです。
ホワイトニングの詳細は診療科案内をごらんください。
1枚目は、ホワイトニングの途中の写真です。
2枚目は、処置後写真となります、今後も続けてホワイトニングを予定してます。
少し写真の倍率・画角の違いはご容赦くださいませ。
明らかに黄ばみが消えて白く輝いてきます。





処置中写真(Y氏47歳・男性)




処置後写真(Y氏47歳・男性)
症例:前歯の修復・審美
上の前歯がボロボロなのできれいな歯を保険内で・・・ということで(処置前写真)
歯軋りはないのですが?前歯の磨耗が激しく特に下の歯がすでに磨り減って短くなっています。
これ以上、下の歯の磨り減りを防ぎ、できる限りの審美技術を導入して上の前歯を入れました。
しっかりとフェイスボウという顎の位置を測る器具で測り、記録のトランスファーを行い
半調節咬合器(マークU)を用いて模型上で実際の顎の動きを 高い精度で再現して
マイクロスコープ(×20)でチェックしながら作成しました。 (処置後写真)
また、平行して歯周病の治療も行なってます。メラニン色素除去も必要ですね。
さて、審美でいう美について
美とは黄金分割(比率)すべての形の比率で本能的に「調和がとれて美しい」と感じることのできる
比率です。形にはプロポーションがあり美の比率。
黄金比(Golden Proportion)というこの数値は小さい部分を1に対し1.618となります。
不思議な調和の数値です。
ミロのビーナスのへそから上半身が1に対し下半身が1.618という黄金比です。
この比率で一番前の前歯(正中歯)とその横の前歯(側切歯)との比率を1.618:1にできるだけ近づけて黄金比で作成しています。





A:処置前写真(男性)




A:処置後写真(男性)
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B:処置前写真(女性)




B:処置後写真(女性)
症例:顎骨嚢胞
嚢胞とは流動体ないし半流動体やガスに満たされた硬組織や軟組織の異常な空洞であり、上皮によって裏装されている。
この症例は硬組織右下の顎下部の水平埋伏した下顎智歯8番親知らずの下部に幅3.5cm縦2cmの嚢胞が境界明瞭に確認でき顎動脈からの下歯槽動脈・神経の下歯槽管をも下部に追いやり
下顎骨が非薄な状態です。処置前写真 非常にまれな嚢胞です。歯原性嚢胞です。
親知らずを抜歯と嚢胞摘出術と開窓術を実施しました。しっかりとした軟組織で覆われた状態で、術後も順調に
一年が経過してやっと空洞に骨組織ができてきた状態です。
実際一年間は至らぬ心配事で眠れない日もございました。処置後写真
顎骨や歯槽骨は、起因する異物がなくなると再生する。
特に右側第ニ大臼歯の遠心側(歯根を覆う骨)
歯周病や根幹治療も同じで異物が無く
炎症の発生を抑えると良い結果が起こるという症例です。





処置前写真




処置後写真

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